- 二人乗りベビーカーの購入を検討している
- 二人目(三人目)が産まれて外出のハードルが上がった
というママ・パパにおすすめの、
軽くて多機能な2人乗りベビーカー
KATOJI(カトージ)の 2-Seater(2シーター)
対象月齢が生後6ヶ月〜(※前席)となっていますが、2人連れの外出を楽にするために、できることならもっと早く使い始められたら嬉しいですよね。
同じくカトージの二人乗りベビーカー「二人でゴー」は生後4ヶ月から使用可能となっていますが、この違いは一体どこにあるのでしょうか?
対象月齢4ヶ月〜の「二人でゴー」と、6ヶ月〜の「2シーター」の違いは何?
「2シーター」の背もたれはどこまで下がる?
リクライニング時の角度はどれくらい?
という疑問に、実際にカトージに問い合わせをし、現在「2シーター」をメインベビーカーとして使用中の2児ママがお答えします!
●2人乗りベビーカーをできるだけ早く使い始めたい
●「2シーター」の背もたれについて詳しく知りたい
●「2シーター」のリクライニング角度を写真で確認したい
カトージ「2シーター」ってどんなベビーカー?
「2シーター」は、日本企業の株式会社カトージを代表する二人乗りベビーカー「二人でゴー」の後続モデルです。
2021年5月に新商品として発売が開始されて以来、徐々に人気が高まっている注目の二人乗りベビーカーです。
「2シーター」の大きな特徴は
- 二人乗りベビーカートップレベルの軽さ(8.3kg)
- コンパクトで改札も楽々通れる横幅
- 折りたたみ可能で、折りたたみ時には自立する
で、二人乗りベビーカーには付き物の「大きくて邪魔になる」というハンデを全く感じさせない逸品です。
「2シーター」の背もたれについてレビューします
付属のクッションは薄い
前席・後席ともにクッションがついています。
公式サイトには「クッション性があり座り心地◎」と記載されていますが、この付属のクッションは結構薄いです。
前席のクッション
後席のクッション
クッション性はあると言えばありますが、手で抑えると、背もたれ部分のフレームの硬さを感じ取れるほどの薄さでした。
また、クッションの部分が平らなため、前席に乗る赤ちゃんの頭の位置が固定されません。
ベビーカー運転中の振動で頭がグラグラ揺れてしまいそうなので、1歳未満の赤ちゃんが乗る場合には、クッションを追加するなどの対策が必要だと感じました。
我が家の場合は、後席には4歳児が乗るので薄いクッションでも特に問題はありません。
おすすめ併用クッション
私が使用しているクッションは、mela-B(メラビー)のベビーライナーです。
分厚くてフワフワで、乗り心地が天地の差…!(なはず)
プレミアムラインのベビーライナーを愛用中ですが、1歳を過ぎて自転車に乗せられるようになったら自転車用にもうひとつ購入したいと思っているほどお気に入りです。
おすすめポイント
- 表面はイブル生地で肌触りよし
- 裏面はメッシュ素材で汗がこもりにくい
- 中綿がぎっしり詰まっていて、振動や衝撃から赤ちゃんを守ってくれる
- 両サイドにヘッドレストがあり頭が転がりにくい
- ベルトで固定できるのでズレにくい
- 洗えるので清潔を保てる
柄も種類もたくさんあるので、きっとお好きなデザインが見つかるはず!
[写真]3段階のリクライニング
背もたれのリクライニングは3段階に調節できます。
この3段階のリクライニングを比較するため、横から写真を撮りました。
フルリクライニング時
中間のリクライニング時
背もたれを一番起こした状態
カトージ公式見解では、フルリクライニング使用時で生後6ヶ月〜使用可能とのことです。
【生後6ヶ月頃】
ベビーライナー付きで使用した様子
結構フラットになります
[写真]実際に座らせた様子(生後8ヶ月時)
生後8ヶ月時点でのリクライニング使用の様子を写真でご紹介します。
フルリクライニング時
中間のリクライニング時
背もたれを一番起こした状態
フルリクライニングにした背もたれはかなりフラットな状態なので、腰座り前の赤ちゃんでも快適に使えそうなものです…。
それなのに、なぜ「2シーター」の対象月齢は生後6ヶ月〜なのでしょうか?
「二人でゴー」と「2シーター」の対象月齢との差が2ヶ月もあるのはなぜなのか、気になったのでカトージのカスタマーサービスに問い合わせてみました。
【カトージへ問い合わせ】2シーター・二人でゴーの対象月齢の違いはどこにあるのか?
カトージの回答:両者の違いはフルリクライニング時の角度
なぜ「2シーター」の対象月齢は生後6ヶ月〜で、「二人でゴー」より2ヶ月遅いのですか?
とカスタマーサービスへ問い合わせてお伺いしたところ、
『二人でゴー』の前席フルリクライニング時は約135°の角度です。
一方、『2シーター』のフルリクライニング時は約130°の角度で、違いといえばこの5°の角度の差でしょうか…。
パーツの仕入れ先の提示する使用可能期間をそのまま受け入れているので、カトージとしても明確な理由は分かりかねます。
との回答をいただきました。
写真に書き込むと、こうなります
つまり、両者の対象月齢差の理由についてははっきりと明言できないが、
- 最大リクライニング時の背もたれの角度が5° 違うから?
- パーツ仕入れ元がそのように設定しているから
とのことでした。
併用グッズ次第では生後6ヶ月以前にも使える!?
(※ここからは完全に個人的な見解になるので、あくまで自己責任でご判断ください)
カトージの方も「フルリクライニング角度の他には明確な差はない」とおっしゃっていましたが、正直なところ、この5°の差はあまり気にしなくてもよい気がします…。
それよりも
- クッションが薄いこと
- ヘッドレストがほぼないこと
の方が、低月齢の赤ちゃんへの負担につながるのかなと思いました。
(ベビーカーのシート内で体がゴロゴロ転がってしまうため)
その点は前述のベビーライナーを使えば解決できるので、我が家は自己責任でややフライングして、生後5ヶ月過ぎから短時間での使用を始めていました。
発達が早く体幹がしっかりしている赤ちゃんであれば、自己判断・自己責任にはなりますが、生後6ヶ月以前に短時間使用する分には大丈夫なのでは…?と感じました。
「2シーター」を毎日メイン使いした感想
正式な対象月齢(生後6ヶ月)を超えてからは、上の子の幼稚園送迎でほぼ毎日使用しています。
走行時の安定感は抜群で、心配していた大きさについても、慣れるとあまり気になりません。
上の子も大喜びで立ち乗りしたり座ったり、はたまた自分が押す手伝いをしてみたり…と2シーターでの外出を楽しんでいる様子です。
これまでは、降園時には疲れていて歩きたがらないことも多々あったのですが、このベビーカーに変えてからは私も上の子の疲れ具合やグズリを心配しなくて済むので気持ちが楽になりました。
数ヶ月使い続けた今となっては、もうなくてはならない心強い相棒のような存在です。
使用感や、「2シーター」と「二人でゴー」を比較したメリット・デメリット、詳しいレビューについては以下の記事をご参照ください。
【まとめ】「2シーター」で外出のハードルを下げて、2人育児のお出かけを楽しもう!
「2シーター」の背もたれリクライニング事情についてまとめると…
- 背もたれは3段階にリクライニング可
- 最大リクライニング角は130°
- 「二人でゴー」の最大リクライニング角は135°
- 付属シートのクッション性は低い
- 低月齢の赤ちゃんにはベビーライナー等を追加しての使用がおすすめ
「2シーター」を購入してからの我が家は、移動時の心配事が減り、子ども二人連れの外出が一気に楽になりました。
徒歩での移動が基本なら、二人乗りベビーカーはすっごくおすすめですよ。
「2シーター」なら一人乗りベビーカーと大差ないサイズ感で、外出ハードルが下がること間違いなしです!
「2シーター」で、親子ともに快適で楽なお出かけタイムを楽しみましょう!