こんにちは。
自他ともに認める物欲の塊で、モノを買ってもその時しか満足できずに浪費を繰り返してきたアラサー主婦です。
モノは増え続け、
家は散らかり、
貯金も思うように進まない
という危機的な状況に陥ってからやっと、このままではいけないと思うようになりました。
本当に好きなもの・必要なものだけに囲まれて暮らす、シンプルな暮らしを目指して、私がやめた買い物習慣【10選】をご紹介します。
無駄な買い物をやめると、
整理整頓が楽になる
お金が貯まる
日々の暮らしの満足度が高まる
などのメリットがたくさん♩
●シンプルライフ・買わない暮らしに興味がある
●本当に好きなものだけに囲まれたい
●モノが多くてストレスを感じている
●出費を減らして貯金を増やしたい
シンプルライフ・買わない暮らしについて
シンプルライフとは?
シンプルライフは、
- 少ないもので豊かに暮らす
- 不必要なものを手放しすっきりと暮らす
- 見栄を張らずに自分軸で幸せに暮らす
として近年注目されているライフスタイルです。
Instagramでも自身のシンプルライフについて発信する人が増えていますね!
シンプルライフを志した理由
学生時代からお買い物が趣味だった私は、少しでも「いいな」「欲しいな」と思ったら深く考えずにすぐに買っていました。
それはそれで幸せだったのですが…
いつの間にか家はモノで溢れ、片付けても片付けてもすぐに散らかり、お金は貯まらず口癖は「お金がない」になり、探し物が見つからず…小さなストレスが溜まる日々に。
欲しいと思ったものは買っているはずなのに、なぜか常に満たされずモヤモヤした気持ちを抱えていました。
今思えば、目の前にある幸せに無頓着で「あれがない」「これもない」とないモノ探しをしていたように思います。
モノを買うという行動自体に一時的な満足感を覚え、すでに持っているものには目を向けず、新たに欲しくなったものにばかり注目していたのです。
こうしたモヤモヤを持て余していた時に出会ったのが「シンプルライフ」という価値観でした。
シンプルライフや断捨離について、最初はあまり関心を持っていませんでしたが、深く知るにつれて段々と興味が湧いてきました。
私に足りなかったのは、今ある幸せに目を向けた「身の丈に合ったシンプルな暮らし」だったと気付いたのです。
好きなものだけに囲まれて充足感を覚えながら暮らしたい、と自覚できるようになりました。
それからの日々は、手探りですが、断捨離をして愛着の少ないものを手放し、本当に好きなものは何か…と自らに問いかけ続けています。
キーワードは『本当に欲しいもの・必要なものしか買わない』
シンプルライフを目指すにあたり、私が参考にした書籍のひとつに『買わない暮らし』(著者:筆子氏)があります。
実は「買わない暮らし」という言葉は、倹約家である私の夫が常々言っていたことではあったものの、買い物が生きがいの私にとっては完全に相反する概念だったのでスルーしていました。
でも、断捨離を進めていくうちに、こう思うことが増えてきたのです。
「これ、どうして買ったんだろう…?」
買うことがゴールになっていた私は、買った後の扱いは適当で、買ったはいいものの一時しか使わずに収納の奥にしまい込んでいたモノがあまりに多かったのです。
断捨離を通して、使わない無駄なものにお金もスペースも費やしているという事実に向き合わざるを得なくなり、同書『買わない暮らし』に手を伸ばしました。
筆子氏の推奨する「買わない暮らし」は、正直なところ、物欲まみれの初心者にはハードルが高いものが多いです。
ですが、悩みの種だった片付けも節約も見栄張りも、全てシンプルに「買わない」ことで解決できるのでは…と希望の光を見出だし、自分なりの買わないルールを決めました。
シンプルライフのために やめた買い物習慣【10選】
1.妥協して買う
私の事例を挙げてみます。
ファッションアイテムの中では特にバッグが大好きで、独身時代から全力投資してきました。
しかし、いくつ買っても満たされず、すぐにまた新しいバッグが欲しくなってしまいます。
果ては、以前には欲しくてたまらないと思って購入したバッグも、1〜2年で飽きてメルカリに出品する始末…
そんな中、数年間欲しいものリストのトップに君臨していたけれどさすがに高すぎて買えずにいたハイブランドのバッグを、清水寺どころかスカイツリーから飛び降りる気持ちで購入しました。
すると不思議なことに、暇さえあれば新作バッグなどを見漁ってたのが嘘のように、バッグへの物欲が落ち着いたのです。
もちろん物欲自体がなくなった訳ではないのですが、文字通り落ち着いて、満たされた幸せな気持ちが長続きしています。
そこでやっと気がつきました。
今まで数多くバッグを買っても満たされずに次々と新しいものに目移りしていたのは、本当に欲しいと思うバッグが買えずに妥協したものを買っていたからだったのだと…。
そして、妥協した中途半端なものを買っていたからお金が貯まらず、本当に欲しいと思っているものが買えなくなっていたのだと…。
それ以来、全てのものにおいて、妥協は許さず「これが満点!」と思えるものだけを買うように心がけています。
2.売る前提で買う
一生使い続けたいかと問われたら答えはNOだけど、その時は欲しいと思っているモノ。
私はそれを「いずれ使わなくなったらメルカリとかで売ればいいし…」と言い訳をしながら買っていました。
しかし、いつかメルカリに…の「いつか」は、ズボラな人間にとっては 遠い未来 もしくは 決して訪れない「いつか」なのです。
気を奮い立たせて出品しても、そのモノの旬や流行りは過ぎていたりして、希望通りの値段で売れることは基本あり得ません。
断捨離の過程では、手放したいけど捨てるには忍びないモノの山がたくさん出現します。
このまま家に置いてても面倒臭がって出品しないだろうからいっそのこと一気に売ろう…と思ってリサイクルショップに持ち込んだこともありますが、買取価格のあまりの安さに驚愕しました。
試着すらしていないタグ付きの未着用服や、便利だと思って買ったけれど管理が面倒で結局使わなくなってしまったグッズなど…
断捨離の対象になったのは「本当に欲しい!」と思って買ったものではなく、なんとなく「いらなくなったら手放せばいいや」と思って買ったものばかりでした。
そもそも、買う時点で売る時のことを考える程度のものは、買っても愛着は持てないし、買わなくてもなんとかなるものです。
※ ベビーグッズは使用時期が短く、フリマサイトでもあまり値崩れしないので例外です。
育児が便利になりそうなアイテムは積極的に取り入れています
3.買い替える
シンプルライフを意識する前は、よく吟味した上でこれが一番いい!と思って買うのではなく、ちょっとでも「いいな」と思ったものを手当たり次第に買っていました。
それゆえに、こっちの方がもっと素敵だ!と感じる商品に後々出会ってしまうことがあります。
そんな時、昔の私は、まだ使えるものであっても買い替えていました。
しかし、本来は買い替える必要がなく、大変もったいないお金の使い方をしていることに思い至りました。
そこで、「まだ使えるモノの買い替えはしない」というルールを自分に課しました。
(※旬のあるファッションアイテムは例外)
どんなに素敵な商品を見つけても、今使っているものが壊れたり足りなくなったりして、買い替えが本当に必要になるタイミングまで我慢することに。
そうすると、買い替えのタイミングには、長く飽きずに使える本当に気に入ったものを慎重に選べるようになりました。
4.安いからという理由で買う
安物買いの銭失いを何度となく繰り返してきた過去の経験から、「これ、安いから買おうかな」と思うものは買わないよう意識しています。
逆に「これ素敵なんだけど、高いから買えないな…」と思うものを思い切って買うようにしました。
高いから、という理由で諦めたものはなかなか忘れることができず、それに似たような低価格のものを買っては満たされず…を繰り返してしまいます。
本当に欲しいものなら高くても買えるようにしたい。
そのために、安いからという値段が理由での買い物(本当に気に入ったものでないことが多い)をせずにお金を温存しておきます。
5.ご褒美買い
仕事・育児を頑張ったから…
大変なことを乗り越えたから…
という理由をつけて自分にご褒美品を買うことをやめました。
本当に欲しいものは理由をつけなくても買ってもいいんです。
そのためには、本当に欲しいものが買えるだけのお金を残しておくことが大事。
つまり、普段何となくしてしまいがちな無駄遣いを、徹底的になくしておく必要があります。
6.他人軸での買い物
言葉にすると当たり前のことのように思えますが、SNSなど他人からの情報が溢れる時代を生きる私たちにとっては、意外と難しいことではないでしょうか。
見栄っぱりでミーハーな私は、インスタで紹介されているものや素敵な人が持っているものを、自分も欲しい!と思うことが多々あります。
ですが、それは自分軸での買い物ではなく他人軸での買い物になってしまっています。
そのモノ自体に満足しているのではなく、他の人が「いい」と言っているものを持っていること自体に満足していることが多いのです。
そして、他人軸で買ったものは断捨離の対象になりやすいという事実に気付いてからは、できる限りインスタから距離を取るようにしました。
知り合いが勧めてくれたから、という理由だけで買うことも同じです。
たとえ強く勧めてもらったものがあったとしても、自分にとって必要かという観点のみから判断し、必要ないと思うものは買わないようにします。
7.焦って買う
タイムセールやバーゲンなどで、もともと買うつもりではなかったものをつい買ってしまった経験はありませんか?
私は長年に渡り、セールに踊らされて買う予定のなかったものまで買い込んできました。
それは「今買わないと損をする」「今買わないと売り切れてしまいもう買えなくなるかも」という心理によるものです。
少しでも安く買いたい・得をしたいと思いがちですが、この考えは捨てるべきです。
この考えに縛られていると、前述したように、必要のないものを「安いから」という理由だけで買ってしまうことにもつながってしまいます。
特に、時間的な焦りがある中では正常な判断ができないことが多いです。
これに気付いてからは、本当に必要なものや欲しいものは定価で買ってよいと考え、焦ってその場で即決しないようにしています。
また、私はアウトレットが大好きなのですが、アウトレットでは特に「この場を逃したらもう買えない」という心理が働きがちなので、例え2倍の値段だったとしても買いたいと思えるかを基準にしています。
8.送料無料ラインまで買う
以前の私は、どうにかして送料を無料にしたいという考えから、もともと買う予定ではなかったものや、必要以上のストック分をカートに入れることが常でした。
ですが、先に挙げた『買わない暮らし』のある一節を読んで、雷を打たれたような気持ちになったのです。
ネット通販で送料を払うのは当たり前だと考えてください。あなたは店に行かず、誰かが自宅まで届けてくれるのですから。
自分が持ち帰る代わりに、誰かが倉庫から指定の商品を取り出して梱包し、その荷物を宅配便のドライバーが運んでくれます。輸送代も人件費もかかるわけですから、送料を払うのは当たり前。しかも日本の通販会社は、異様に配送が早いです。
必要なものだけを、必要なタイミングで買うことを忘れずに。
出典:大和出版『買わない暮らし』(著者:筆子)
確かに、注文した商品の発送に関わる方々に散々お世話になっている以上、その対価を支払うのは当たり前のことだ…と気付かされました。
それからは、送料無料ラインは気にせず、その時に必要な分だけを注文するようにしています。
9.まとめ買い
送料無料ラインを気にしていた頃の私は、送料が0円になる分までまとめ買いを多々していました。
そうして家には大量のストック品が溢れ、1部屋が丸々段ボールだらけの物置き部屋に。
ストック分が多すぎると在庫が把握できず、まだ使い切っていないのに新しく買ってしまったり、ストックを使い切る前に別の商品に変えたくなったり…
数々の失敗を繰り返す中で、過剰なストックは時間も収納スペースも結局お金も無駄にしてしまうことにようやく気付き、まとめ買いをやめました。
今はルールとして「ストックは1つだけ持つ」と決め、そのストックがなくなった時点で新しくストック分を1つ購入するようにしています。
10.深夜に買う
深夜テンションで注文したものの、朝になってみると「やってしまった…」と後悔した経験はありませんか?
私は多々あります。
寝る前に布団の中でインスタを見たりネットサーフィンすることが日課だった頃は、疲れた脳で深く考えずにポチっと購入ボタンを押しがちでした。
しかし、そうやって買ったものほど、本当に欲しいもの・必要なものからはかけ離れていることが多かったのも事実です。
今は、夜のスマホタイムでどんなに素敵なもの・便利そうなものが見つかっても、必ず翌朝以降にもう一度検討する時間を作るようにしています。
案外朝になって見てみると「これ、昨晩思っていたほど素敵ではない」と感じることも多いですよ。
買わない暮らしで得られるメリット
モノの管理が楽になる
必要なものを必要な分だけ買う技術が身につくと、必然的に家に入ってくるものの量が減ります。
買ったものは全て
- 本当に必要だから買った
- 本当に気に入っているから買った
ので、使われずにお蔵入りすることがありません。
ストックするのも1〜2個までと決めると、収納に困ることも減りました。
そうすると自分が持っているもの・持っていないものが把握しやすくなり、モノの管理が圧倒的に楽になったと感じています。
買い物の満足度が高まる
毎回の買い物において、よく吟味してから買う習慣が身につくと、買い物の失敗が減ります。
値段で選んだり、妥協して決めたりしたものは買わなくなるので、買ったものに対しては心から満足できることが増えます。
「良い買い物ができた」という達成感が自信につながり、また次の買い物時にストッパーとして働いてくれるでしょう。
自然と出費が減り、お金が貯まる
買い物習慣を改めると、無駄なもの・満足できないものにお金を費やしてしまうことが減ります。
また、一回の買い物に満足できると物欲が収まり、新しいものを次々と買おうとしなくなります。
そうすると、日々の買い物への満足感は高いのにいつの間にかお金は貯まっていくという嬉しい事実に気付けるはずです。
お気に入りに囲まれていつでも幸せを感じられる
「〜がない」「〜が足りない」マインドが自然と消え、「私はお気に入りのもの・好きなものを持っている」と考えられるようになります。
また、よく吟味し納得して買ったものに対しては思い入れがあるはずなので、大切なものとして丁寧に扱えるようになります。
これが自己肯定感や幸せにつながると私は実感しています。
いつも使うものが「お気に入りで大好きなもの」だと、使うたびにとても幸せな気持ちになり、自分の暮らしを大事にできているように感じます。
【まとめ】買い物習慣を改め、シンプルライフで身の回りの幸せを実感しよう!
本当に欲しいもの・必要なものを、必要な時に必要な分だけ買うシンプルライフを目指して、以下の10個の買い物習慣を見直しました。
- 妥協して買う
- 売る前提で買う
- 買い替える
- 安いからという理由で買う
- ご褒美買い
- 他人軸での買い物
- 焦って買う
- 送料無料ラインまで買う
- まとめ買い
- 深夜に買う
これらをやめることで自然と出費が減り、モノの管理も楽になり、一回あたりの買い物の満足度が高まりました。
その結果として、身の回りのものが本当に気に入っているものだけに絞られていき、
お気に入りに囲まれていつでも幸せを感じられる
お片付けも楽になる
必然的に出費が減る
といった多くのメリットを享受できると実感しています。
まだ完全に習得できた訳ではありませんが、物欲に負けてしまいそうになったらこの10ヵ条を思い出す!という決意も込めて記事にしました。
身の丈に合った、自分軸の幸せな暮らしを目指して今後も邁進します!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。